購入予定地の風の流れ(北北東の風の場合)

こんにちは。
このBlogでは住宅の内外の空気の流れをコンピュータシミュレーションで解析していきます。
最終的に、自分が納得いく家を建てて、快適な生活を目指します。

これまでは自宅の賃貸マンションに関するシミュレーションを行ってきました。
前回から私が購入を予定している土地の周辺の風の流れをシミュレーションしています。

土地の選び方や概要は前回ご紹介したとおりです。

この地域の卓越風が北北東でしたので、まずは北北東方向からの風が吹く場合の、購入予定地とその周辺の流れを見ていきます。

購入予定地周辺の流れを上から見た場合
購入予定地周辺の流れを横から見た場合

流れの方向が分かりやすいように黒い矢印を描いてみました。
シミュレーション結果を見て分かったことはいくつかありますが、驚いたのが、購入予定地には3方向から風が吹き込んできて、土地の真ん中で渦を巻くような流れを形成していたことです。
流体力学的に考えると、たしかにあり得なくはない、むしろよくよく考えるとリーズナブルなようにも思えますが、土地を現地で見ているだけでは気づかない流れになっていました。

購入予定地を通り抜けた風はその先の家々を避けるように、上方を抜けていく様です。
通常は風は障害物(家)を避けて上空に流れていきます。
購入予定地の場合はたまたま風上側に開けた土地があったので家と家の間から風が抜けてきたという事になります。
将来的に住宅・アパート・マンション等が建つと、流れが大きく変わってしまいそうな気はします。

この土地に家を建てるとすると、3方向から吹いてくる風をうまく取り込むことになるのでしょうか。
渦を巻くような流れになっているので、家の中に風を取り込むうまい方法があれば良いのですが、要検討ですね。

最後に購入予定地周辺の拡大図を載せておきます。
次回はこの地域で2番目に多い南東の風の場合をシミュレーションしていきます。

購入予定地周辺の流れの拡大図

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