計画中の家の通風シミュレーション(南東の風)

こんにちは。
このBlogでは住宅の内外の空気の流れをコンピュータシミュレーションで解析していきます。
最終的に、自分が納得いく家を建てて、快適な生活を目指します。

前回からは具体的に自宅の窓の配置をどうするか、通風シミュレーションを進めています。

またまた投稿の期間があきました。
仕事がちょっと忙しかったり(サラリーマンなので笑)、体調を崩したり(新型コロナではありませんよ!ただの風邪です)、色々あったので。。。

さて、今回は設計中の家の通風シミュレーションの続きです。
第二の卓越風(言葉の使い方が合ってるか不明ですが)である南東の風が吹いた時、家の中はどんな感じで風が流れるのでしょうか。

既に風上に大きな家が建っているので、家の中に風が入ってくるのか、正直不安でした。
周囲の家などの様子はこちらをご覧ください。

それでは早速ですが、家の中の流れの全体を流線で見たいと思います。

南東の風が吹く場合の家の中の風の流れ

風はこの図の上から下に向かって吹いています。
しかし、上側(南東面)の窓からはあまり風が入ってきません。
これは風上に建っている大きな家の影響を受けているからだと思います。

意外な事に北東面(左側)の窓から風が入ってきて、南西面(右側)の窓から風が抜けていくというシミュレーション結果になりました。

1階に関しては北東面(左側)に窓がないため、風下にもかかわらず北西面(下側)から風が入ってくるという事が分かりました。

南東の風が吹く場合の家の中の風の流れ(1階)

次に1階・2階それぞれの部屋ごとに風が流れるのかどうかをコンター図で見ていきます。

2階の流れの様子(床から1.2mの高さ)
1階の流れの様子(床から1.2mの高さ)

所々青く表示されている部分(風通しが悪い)がありますが、部屋中真っ青な部屋は無いということが分かりました。
その結果、我が家では南東の風に対しては特に窓の配置を変える事は検討しないことにしました。

ただし、北北東の風に対しては窓の配置を変えたいと思っているので、次回は窓の配置を変えた場合に室内の流れを考えの通りに変える事が出来るのかどうか、確認していきます。

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